在留資格の種類とは?就労資格一覧・違い・選び方を解説

外国人採用を検討する企業の中で、「在留資格の種類が多くて分からない」「どの資格で採用できるのか判断できない」と悩む担当者は多いのではないでしょうか。在留資格の選定を誤ると、不法就労や申請不許可につながるリスクがあります。
本記事では、在留資格の種類を就労可否別に整理し、企業が押さえるべき違いと選び方、特定技能における協議会加入までを分かりやすく解説します。

在留資格は大きく「就労できる資格」「制限付きで就労できる資格」「就労制限のない資格」に分かれます。採用時は業務内容と在留資格の一致が最重要ポイントです。


在留資格の種類の概要

在留資格とは、外国人が日本で行う活動内容に応じて与えられる資格です。

主な分類は以下の3つです。

  • 就労可能な在留資格
  • 身分系(就労制限なし)
  • 資格外活動(制限付き就労)

企業は「どの業務に従事させるか」を基準に選定する必要があります。


在留資格の対象者・対象業種

在留資格ごとに対象となる業務が明確に決められています。

  • 技術・人文知識・国際業務:事務・営業・通訳
  • 特定技能:介護・外食・製造など現場業務
  • 留学生:アルバイト(週28時間以内)

業務と資格が一致しない場合、違法となるため注意が必要です。


在留資格の要件

在留資格は外国人と企業双方の条件で判断されます。

外国人側の要件

  • 学歴・職歴・技能
  • 日本語能力(資格による)
  • 素行良好

企業側の要件

  • 業務内容の適合性
  • 適正な雇用条件
  • 事業の安定性

特定技能の場合

  • 支援計画の作成
  • 社会保険加入
  • 分野別協議会への加入

在留資格の主な種類一覧

就労可能な在留資格(代表例)

企業が最も利用する資格です。

  • 技術・人文知識・国際業務
  • 特定技能
  • 介護
  • 技能

特徴

  • フルタイム就労可能
  • 業務範囲に制限あり

身分系在留資格(就労制限なし)

自由に働ける資格です。

  • 永住者
  • 日本人の配偶者等
  • 永住者の配偶者等
  • 定住者

特徴

  • 職種制限なし
  • 採用しやすい

資格外活動(制限付き就労)

主に学生が対象です。

  • 留学生
  • 家族滞在

条件

  • 週28時間以内
  • 許可が必要

在留資格で採用する方法

企業は目的に応じて資格を選びます。

1. 専門職採用

  • 技人国を活用
  • 大卒・専門職向け

2. 現場人材採用

  • 特定技能を活用
  • 人手不足分野向け

3. アルバイト採用

  • 留学生を活用
  • シフト調整しやすい

在留資格の手続きの流れ

  1. 採用計画の策定
  2. 在留資格の選定
  3. 雇用契約の締結
  4. 必要書類の準備
  5. 分野別協議会への加入(特定技能)
  6. 在留資格申請
  7. 許可・就労開始

在留資格の選定ミスは申請不許可の原因になります。


在留資格のメリット

適切な人材配置

業務に合った人材を採用できます。

採用の幅が広がる

海外・国内問わず採用可能です。

長期雇用が可能

在留資格に応じて継続雇用できます。


在留資格の注意点

業務範囲の制限

資格ごとにできる仕事が決まっています。

在留期限の管理

更新手続きが必要です。

協議会加入の未対応(特定技能)

  • 申請不許可の可能性
  • 制度違反のリスク

不法就労リスク

資格不一致は重大な違反となります。


在留資格に関するよくある質問

在留資格は何種類ありますか?

約30種類以上あり、活動内容ごとに分類されています。

最も使われる在留資格は?

技術・人文知識・国際業務と特定技能が中心です。

留学生はフルタイムで働けますか?

原則不可(週28時間以内)です。

協議会加入はどの資格で必要ですか?

特定技能で必要です。


まとめ

在留資格 種類のポイントは以下の通りです。

  • 在留資格は業務内容ごとに分類される
  • 就労可否と業務範囲を正しく理解することが重要
  • 特定技能では協議会加入を含めた制度対応が必要

適切な在留資格の選定により、外国人採用を安全に進めることができます。


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